溶接機材・産業機器 総合カタログ NO.210
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資料④〔図 1.2〕 サブマージアーク溶接(アーク周辺の状態図)〔図 1.3〕 マグ溶接またはミグ溶接の原理図〔図 1.1〕 被覆アーク溶接〔図 1.4〕 ティグ(TIG)溶接〔図 1.5〕 セルフシールドアーク溶接出展、コベルコ溶接テクノ(株)溶接法の種類[1] 被覆アーク溶接もっとも一般的な溶接方法で、被覆剤を塗布した溶接棒と被溶接物との間に発生したアークの熱で溶接を行う方法である。[2] サブマージアーク溶接継手の表面に盛り上げた(散布した)微細な粒状フラックスの中に、裸のワイヤ電極を送り込んで行う溶接法であり、高能率な溶接ができる。造船、化工機など直線長尺部の溶接に多く適用されている。[3] マグ(MAG)溶接、   ミグ(MIG)溶接大気中から酸素や窒素の侵入を防ぐ目的でシールドガスを溶接部に流し、その中で、ワイヤを連続的に送給してアーク溶接を行う方法。シールドガスとして炭酸ガスや炭酸ガスとアルゴンを混合して用いる溶接をマグ溶接と呼び、アルゴン単独やアルゴンと酸素(2%)の混合ガスを用いる溶接をミグ溶接という。[5] セルフシールドアーク溶接フラックス入りワイヤを用い、シールドガスを使わないでワイヤ中のフラックスの分解によって発生するガスで溶融池付近を大気から保護しながら溶接する方法。この方法には、交流または直流の溶接電流を用い、アーク電圧制御方式により、太径ワイヤ(φ2.4〜3.2mm)を用いるものと、ワイヤの定速送給制御方式により、細径ワイヤ(φ1.6〜2.0mm)を用いるものとがある。ヒュームの発生が多く、主として屋外の溶接に利用される。[4] ティグ(TIG)溶接アルゴンなどの不活性ガスふん囲気中で、タングステン電極と被溶接物の間にアークを発生させ、このアークで溶加材を溶かして溶接する方法である。1166

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